2017/11/01

ご飯茶碗を金継ぎしてみよう その5 金蒔き~完成

こんばんは。

ここ2日位、訪問ができずにスイマセン。
仕事が終わるのが22時回ると、本当に物理的に訪問が間に合いません\(^o^)/オワタ
一日の娯楽は、タブレットで就寝前に読む漫画数ページだけ!みたいな状態が続いてました。
てな訳で休日にちょっと作業する程度で、進捗は牛歩状態。

ですが、これでご飯茶碗の方は完成です!正直見れた物では無いんですが、
まあ、初めてだしいいよねとか情けない事を言ってみますw


何はともあれ続きから。
前回、弁柄漆の塗りを一回やった所まで終わってましたが、
塗り→乾燥→研ぎ→塗り→乾燥→研ぎ→塗りの直後がこんな感じ。
DSC03446up.jpg





「弁柄漆を塗ってから、20分ほど乾かして金蒔きに入る」と手順書にはありますが、
全て塗り終えた時点で20分は経っているので急いで金蒔きに入る事に。
今回使った金粉はこれ。丸粉の三号。
DSC03447up.jpg
キットに付属していた金粉は消粉(磨いても艶が出ない)でしたが、艶を出たかったので、
磨くと艶の出る丸粉を選びました。三号というのは粒度で、細かい方から三番目という意味。
「しょうみいちがわら!」と読みたくなりますよね。・・・なりませんかね。





開封。純金なので高い訳ですが、それにしても高いです。一グラム9300円。
専用のヤスリでおろした後、粒を丸くする為に金槌みたいなもので叩くそうで、
多分歩留まりがすごい悪いんでしょうねぇ。金の相場の倍くらいの値段ですから。
DSC03449up.jpg
この有り難みのないターメリックみたいな粉がねぇ。と、不思議な気持ちでしたw





んで、上記の弁柄漆を塗り終えた所から、金粉を真綿に付けてそおっと載せていきます。
DSC03450up.jpg




使い回しで恐縮ですが、とりあえず蒔き終えた状態が、
前回記事の一番上の写真でした。
DSC03452up.jpg





3日乾燥させて、上から透漆を塗っていきます。
DSC03459up.jpg





そしてすぐさま綿棒などで拭き取ります。綿棒に漆がつかなくなるまで。
これが金固めで、漆にくっついているだけの金粉を、漆で固める作業。
これも数日乾燥させて2セット行いました。(写真撮り忘れ)




2セット終えたら数日乾燥させて、最後は金を研ぎます。
使うのはこちら。瑪瑙だそうです。そうでない時は鯛の歯でも良いとか。
最初は、「何が鯛の歯だよ格好つけてんじゃねえYO!」とか思ってましたが、
「削らないで磨く」のが重要みたいで、ツルツルした固いものが必要なんだと分かりました。
DSC03463up.jpg





磨き中なんかも撮り忘れていきなり完成。
ちなみに、ちょっと磨いた位だと艶は出ません。丸粉でボコボコしている表面を、
瑪瑙で潰して平らにする訳なので、結構な時間磨いてました。
それでもまあ、仕上がりはとても微妙です。
DSC03469up.jpg





内側のがキレイですかね。光を反射する位に磨かれてるんですが、
写真に撮ると全然見えませんなw これじゃ黄土色だ(^O^;)
これ、透漆の茶色が移ってるんです。金固めの際の拭き取りが足りなかったのかも。
もしくは白漆を使ってみるとか。ここも次回への大きな反省点ですね~。
DSC03468up.jpg



という訳で反省点しかない初めての(←言い訳がましく強調した)金継ぎでしたが、
今回はこれで完成にしました!

そして感想というか一つだけ言いたい事が。
もう純金粉は買いません。というのは、今回の茶碗一つで大体0.5グラムは使ってるんです。
これでもかとバラバラ金を蒔く訳で、貧乏人には心臓に悪すぎる!w

銀や錫を使うとかなりコストが下げられるので、
ここぞ!という時以外はそちらを使った方が良さそうですね~。

特に錫の方は、金色っぽい銀色で変わった色
(クレオスのGXチタンシルバーみたいな)なので、
どういう発色になるのかかなり興味があります(^o^)


とりあえず自分のお茶碗をやっつけたので、
次回は預かり物の白い湯呑みを、ダイジェストでまとめて記事にします。
恐らくそちらも来週には完成すると思いますので。
もう一つの預かり物の花瓶はまぁそうですね・・・気長にやっていきましょうか・・・w


では、今日はこの辺で失礼します。
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コメント

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No title

なかなか綺麗に出来上がりましたね!いいゾ~これ!
しかしお高い…9300円/g?相場が5100円/gなのでとんでもない!なんだかんだ言って金だからか、他の貴金属のほうがまだよさそうな感じ。江戸時代にこれをやっていた人たちはやはり相当金持ちだったということですね…(漆むき出しでもよかったのに上から貴金属粉をまぶしてある辺り当然と言えば当然
研磨とか鯛の歯でいいなら他の動物の歯や骨でもよさそうな感じですね。単に昔からやっているから~というのでそれを習う形なんでしょうかね?
次は金を使わないということなので、銀や錫を使うのでしょうか?楽しみにしてますぞ!

Re: No title

JUNROさん、こんばんは。

もうちょっとうまくできるつもりだったんですが、
外側は難しかったですね~(^_^;)

金は、きっと加工の工程ですごいロスが出るんじゃないかなと思いました。
もしくは非常に手間がかかるとか。確かに、完全に見栄えだけの為に金を使ってるので、
そういう意味ではお金のかかる直し方だったんでしょうねぇ。

ただ、陶器はともかく磁器は昔は非常に高価だったと聞きますし、
お金が掛かっても直したい嗜好品だったのかもしれませんね~。

ちなみに鯛の牙はひょんな事から手に入ったので使ってみたんですが、
瑪瑙よりも細かい所が磨けるので、まあ良いかな位の感じです。
現代なら、もっと良い物があるのは間違いないと思いますw
竹べらなんかも、ぶっちゃけタミヤの調色スティックの方が使いやすいですし(^_^;)

次回の白い湯呑みには、銀を使ってます!
あと3日くらいで磨きに入れるので、来週半ばには完成の予定です(^o^)


JUNROさんにはこの所の面白く無い(であろう)記事に何度もコメント頂きまして、
どうもありがとうございますm(__)m
もうちょいで模型の記事も書けるようになると思いますので(;´Д`)


コメントありがとうございます~m(__)m